産業医は特別な資格を有した健康予防を目的とする仕事

産業医とは、企業などで従業員の健康管理をする医師のことです。
従業員が常時50人以上となる事業所は1人、常時3000人以上になった場合は2人を選任するように労働安全衛生法で定められています。

勤務形態は嘱託契約(非常勤)と常勤がありますが、これも業種や人数により定められています。
また医師資格があれば誰でもなれるわけではなく、日本医師会が認定する研修を修了するか、労働衛生コンサルタントの試験に合格しなくてはいけません。

医療というと治療や手術などが第一に浮かびますが、産業医の場合は衛生管理・健康診断・健康相談・メンタルヘルスなどやや予防に近い側面を持っており、駐在する企業の従業員が健やかに働けることが目的であり遣り甲斐となります。